阪神から4日に戦力外通告を受けた14年ドラフト1位左腕の横山雄哉投手(26)が「頭がまっしろになったというのが正直な心境ですし、悔しい気持ちがあります」と胸の内を語った。

横山は16年に2勝を挙げたが、19年から育成契約に。今年9月末に支配下契約を勝ち取ったものの、10月4日巨人戦に救援登板したが1回2安打2失点。「上で結果がでなくて、そこが一番悔しい部分ではありますが、ファームで1年間通してケガなく投げることができたシーズンが初めてだったので、そういったところでは1年間やったという思いはありましたけど、内容の面でこれというインパクトが残せなかったということが、こういう結果につながってしまったのではないかと思っています」と語った。

今後については「今はまだ頭がまっしろな状態ではありますが、本当に野球が好きでずっとやってきましたし、野球をやれる体ではあるので、家族にも相談しながらしっかり考えたいと思います」とした。

阪神のユニホームを着てプレーするのは20年が最後になり「ケガばかりでチームには貢献できなかったですけれど、球場に足を運んでくれて応援してくれるファンの方々の支えがなければ復帰もできなかったと思うので、こんな僕ですけれど熱心に応援していただいたファンの方々には感謝の気持ちでいっぱいです」と、ファンへの思いを言葉にしていた。