ロッテは4日、内竜也投手(35)細川亨捕手(40)細谷圭内野手(32)に対して、千葉市内で来季の契約を更新しない旨を通知した。3選手とも今後は現時点で未定。

03年ドラフト1位の内は通算308試合に登板し、20勝12敗56セーブを挙げてきた。右肘をはじめ度重なるケガに悩まされながら、10年の日本シリーズでは優秀選手賞を受賞。18年には26セーブをマークするなど、リリーフとして存在感を示した。今季は1軍登板がなく、2軍でも24試合で防御率5・56と振るわなかった。

02年に自由獲得枠で西武へ入団した細川はソフトバンク、楽天を経て、昨年ロッテに入団。高いディフェンス能力で、通算1427試合に出場した。08年、11年にはベストナイン、ゴールデングラブ賞をともにダブル受賞している。故障の影響で、今季は1軍出場なし。2軍でも12試合の出場にとどまり、打席機会もなかった。

15年目の細谷も内と同様、ロッテひと筋。05年の高校生ドラフト4巡目で入団し、通算419試合に出場。16年には116試合に出場している。今季は2軍で55試合で打率2割9分8厘、4本塁打をマークしたものの、1軍では代走で1試合に出場しただけだった。