阪神は5日、島本浩也投手(27)と才木浩人投手(21)がそれぞれ手術を無事に終え、5日に退院したと発表した。島本は横浜市内の病院で「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術および左肘関節鏡視下滑膜切除術」、才木は横浜市内の病院で「右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術および右肘関節鏡視下滑膜切除術」を受けた。

左腕島本は昨季、リリーフとしてチームトップの63試合に登板。今オフには左肘の手術を受けていた。6月に実戦復帰を果たしたが、その後はコンディション不良などで登板はなかった。「肘の不安を全て取るために手術することを決断しました。今まで以上のパフォーマンスを出すことができるようにしっかりとリハビリに励み、また甲子園のマウンドで投げる姿をファンのみなさんにお見せできるよう頑張ります」と、球団を通じてコメントした。

才木は高卒4年目右腕。ノビある直球を武器に先発として期待されていたが、今季のウエスタン・リーグ登板は5試合のみ。9月6日を最後に登板はなかった。「手術をしたことで肘の不安もなくなりました。ここからリハビリにしっかり取り組んで、1日でも早く1軍の甲子園のマウンドに立てるように頑張っていきます」と、球団を通じてコメントした。