19年ドラフト1位の阪神西純矢投手(19)が25日、宮崎市内のホテルで契約更改を行った。現状維持の年俸1200万円でサイン。「来年は1試合でも多く1軍で投げられるように」と来季への抱負を語った。高卒1年目の今季は、ウエスタン・リーグで11試合に登板。4勝3敗、防御率4・00の成績を残した。

現在参加中のみやざきフェニックス・リーグではこれまで3試合に先発。憧れのツインズ前田健太投手のフォームをまねた「マエケン投法」で、15日の日本ハム戦では自己最多の8三振を奪った。「すごくしっくりきていて、いい感じで投げられています」と新フォームに手応えを感じている様子だった。「前田健太さんのような先発完投ができる投手になりたいです」。未来のエース候補が、地元広島のスターを目標に描いた。(金額は推定)