阪神矢野燿大監督(52)が、12日に放送された関西テレビ「こやぶるSPORTS」内で、井上広大外野手(19)を来春1軍キャンプに帯同すると明言した。 「まだやることいっぱいありますね。今年も見ましたけど」。これからの課題を話しながらも、それ以上の伸びしろを感じ取った。「来季も(春季)キャンプでちょっと呼んでみて。若手って伸びる時、急に伸びるんで、そういうの期待したくて、ちょっと呼びたいなと思っているのですけど」。来春のキャンプまで約2カ月。早い段階での明言は期待の表れだ。

19年ドラフト2位で入団した井上は今季、10月14日の中日戦で1軍デビュー。10月16日ヤクルト戦でプロ初安打初打点を記録する二塁打を放つなど、6試合に出場した。ウエスタン・リーグでは69試合に出場し、同リーグ2位タイの9本塁打、同3位の36打点をマーク。全て4番で出場する「英才教育」も受けてきた。

この日鳴尾浜で練習後、決定を伝え聞いた井上は思いをしっかり受け止めた。「うれしい気持ちもありますし、上に呼んでもらえるということは、期待してもらってる部分もあると思う。そこで負けないようにどうやって食らいついていくか、そういう気持ちも出て自分で考えてやると思うので、今からしっかりと頑張りたい」。入団前から立てていた目標の1つをクリア。矢野監督は以前、同期入団の西純の招集も示唆していた。「一緒に行けたら一緒に頑張ってやりたいなと思います」。ドラ1佐藤輝だけじゃない。若い力が春を盛り上げる。【磯綾乃】