日本ハムの新選手会長・近藤健介外野手(27)が、“ご褒美”で若手の成長を後押しする。来季、新たに「近藤賞」を設定する意向を示した。チーム内では、これまでもシーズンで活躍した後輩に中田が贈っていた「中田賞」が有名だが、近藤は「中田さんほど大盤振る舞いとはいかないですけど、してあげられたら」と目標を達成した選手に、プレゼントを約束した。

若手の人望を集める、近藤にふさわしい計画だ。毎年恒例となっている1月の鹿児島・徳之島での合同自主トレには、近藤を慕って渡辺、平沼ら多くの若手が参加。「チーム徳之島」として、一大勢力を築き、来年も新たに清水が加入予定だ。

自主トレでは例年、シーズンの個人目標について話し合い、設定してきた。これまで達成した選手はいないそうで「みんな意識が高いのか、高い目標にしている」。ハードルは高そうだが、今後クリアする選手が続出すれば、それだけチームの上位進出も期待できる。

常々、若手からの突き上げがないことに危機感を抱いていた。「練習はただやるのではなく、試合の流れを考えながら、結果を出すためにやるもの。練習でやったことを、打席で表現するだけでは物足りない。発表会じゃないので」。二塁に定着した渡辺に続くレギュラー輩出をもくろむ。

「中田賞」では、14年に上沢が推定60万円以上のネックレスをゲット。15年には、大谷(現エンゼルス)が万年筆をリクエストした。さて、「近藤賞」の第1号は、誰の手に?