広島は25日、今キャンプ最後の紅白戦を行った。白組先発薮田が2回1/3 9失点と炎上し、紅組遠藤は好投。両先発の明暗が分かれる結果となった。佐々岡真司監督(53)のコメントは以下の通り

 

-1回1死一、二塁で薮田投手を降板させ、いったん強制的に攻守交代した

佐々岡監督 球数が50球近くまでいったし、投げ続けても何の変わりばえもなかったから。

-薮田投手について

佐々岡監督 最終クールは実戦1試合ずつ投げるという中での競争。どう思って投げたか。ただ小手先で投げているように見えた。下半身も使えていないから球の切れ、強さがなく、簡単に打たれる。最後の競争の中で言い訳にならない。今は次があるか、ないかの競争。炎上すれば次はない。

-遠藤投手は立ち上がりに苦戦も、立て直した

佐々岡監督 ああいうところが課題。(1回1死)2ボールからアツ(捕手会沢)がマウンドに行って変わったけど、最初からできるようにしないといけない。アツがいいタイミングでマウンドに行ってくれた。

-開幕ローテへアピール

佐々岡監督 入りの課題とかありながらも、球の力は去年の春先とは違う。まだ(先発入りが)決まったわけではないから、開幕するまで続けていかないといけない立場。最後まで競争してもらう。

-コルニエル投手は中継ぎで1回完全投球

佐々岡監督 どんどん経験させて、これからどういう球を投げられるか。面白い存在になると思った。まだ残して見てみたいなと思った。

-好走塁がみられた

佐々岡監督 紅白戦でも練習試合でも走塁は「失敗してもやる」という意識付けをしている。どんどんトライして、思い切ってやってほしい。(失敗を)できるのは今しかないから。