開幕ローテ滑り込みは「山野だよ!!」 ヤクルトのドラフト2位山野太一投手(21=東北福祉大)が、開幕ローテーション入りの可能性を残した。先発で自己最速を1キロ更新する151キロの直球を軸に5回を4安打1失点。先輩から「カワノ」と呼ばれてイジられる愛され左腕が、視察した高津監督の前で存在感をアピールした。

得意の直球でグイグイと攻めた山野は「9割くらいストレートだったんですけど、それでもバッターが差し込まれる場面が何回かあった。最近では一番いいピッチングが出来たと思います」と胸を張った。

どこか親しみやすさのある素朴な愛されキャラ。チーム内での呼び名を聞かれると「カワノとか」と明かした。報道陣が疑問符を浮かべると「で『山野です』っていう……。そういうくだりが」とのこと。お笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉が、共演者らに「大島」など、わざと名前を間違えてイジられ「児嶋だよ!!」とキレて笑いをとるやりとり。同様の「イジり」がチーム内で定着しているようだ。

マウンドでは和やかな雰囲気を封印しての力投に、高津監督も「ストレート自体はスピードもある。まあまあの内容だった。(開幕ローテを)競争している1人と考えていい」と評価。開幕ローテ入りへ「山野」の名前をアピールしていく。【鈴木正章】