開幕5戦目となる31日西武戦(札幌ドーム)でのデビューが決まっている日本ハムのドラフト1位伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)が、23日からの2軍ロッテ3連戦(ロッテ浦和)で最終調整登板する。「シーズンが始まるくらいの気持ちでいかないと、31日に持っていけない。しっかり気持ちを入れた状態で、気負いすぎずうまくオンとオフを切り替えて」と、本番さながらの意気込みで挑む。

ヘアスタイルも本番仕様に仕上げてきた。札幌滞在中だった先週、散髪に出掛けた。これまでは憧れのダルビッシュをまねるように襟足を伸ばしてきたが、「だらしなくなってきたのでちょっとスッキリしてきました。しっかり頭も調整してきました」と笑いを誘った。

オープン戦は2試合に登板。7日の巨人戦では4回3失点と苦汁をなめたが、14日広島戦で7回7奪三振無失点と好投し、開幕ローテを勝ち取った。栗山監督から登板日を通達された際を振り返り、「(1月の)新人合同自主トレからずっとそこを目指してやってきたので、素直にうれしかった」と、少しだけほおをゆるめた。

鹿部町で生まれ育ち、幼い頃からプロ野球を夢見てきた。これまで夢をもらってきた立場から与える立場へ。球団初の道産子1位選手として恩返しの思いは強い。「今回に限らずずっと背負っていくものなので、自分が野球に向かっていく姿勢であったり、取り組みで伝えていけるような選手になっていきたい」と勇気を与える。【山崎純一】

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