阪神藤浪晋太郎投手はプロ9年目で初の開幕投手に向け、ロケットスタートを宣言した。今季はすでに延長戦なしの9回打ち切りが決まっている。「どんどんリリーフをつぎ込む野球になる。行けるところまで行く気持ち。もちろん完投を目指したいですけど、出し惜しみするより、どんどんいいボールを使っていきたい」と力を込めた。

オープン戦最終登板となった19日オリックス戦で右手親指を裂傷。傷の深さもあって状態が心配されたが、前日24日にはブルペンで約80球。開幕前日のこの日は神宮のマウンドで約30球を投げ、感触を確かめた。「いい感じでは来られている」。納得の調整を終えて、26日の開幕ヤクルト戦(神宮)に向かう。

阪神生え抜き選手の開幕投手デビュー戦は02年井川、08年安藤、11年能見と3人連続勝利中。3人ともシーズンで2ケタ勝利をあげている。心強いデータが快投を予感させる。「いよいよ始まるなという感じ。緊張感はあります。当日はもっと緊張するでしょうしね」と表現しつつも「特別変わったことはしていない」。確かな自信を胸に、堂々と開幕マウンドに立つ。【佐井陽介】

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