オリックスの逆転日本一を後押しする「バファローズ☆ポンタ×本紙真柴健記者」のバーチャル対談が実現! SNSで話題のオリックスを応援するキャラクターと「真柴☆ポンタ」と化した担当記者が、日本シリーズ第6、7戦に向けて熱いトークをかわした。「神戸に帰ろう」の合言葉の下、2勝3敗で前回25年前に日本一になった神戸に戻ってきた。デジタル空間、現実世界でもオリ党の合言葉「おりほー!」を叫ぶ準備は整った。

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真柴 ポンタさん! いよいよ日本一をかけた神戸決戦です。オリックスが勝利した際に叫ぶ「おりほー!」がしたいですね。

ポンタ 選手やスタッフのみなさん、神戸におかえりなさい! 木曜日の夜はうれしすぎて、なかなか眠れませんでした…。

真柴 ジョーンズ選手の代打劇的アーチ! 中嶋監督も言われていた「#神戸に帰ろう」が実現です。

ポンタ 今夜は家族みんなで応援にかけつけます。今日も明日も「おりほー」して、ぼくたちの夢をかなえましょう。全員で勝つ!

真柴 ズバリ、ポンタさんが感じるオリックスの魅力を教えてください。

ポンタ (6年前に)応援を始めた頃は「今日は勝ったらこんなポーズをしよう」と思っていても、負けてばかりで…。「ポンタが来てから弱くなった…」なんて言われて悲しくなったこともありました。でも、次の日に球場へ行くとチームのみなさんはいつもいっしょうけんめいに練習していて「よし、今日もしっかり応援するぞ!」という気持ちになるんです。

真柴 きっと熱意は届いています。日本シリーズ進出を決めたCSファイナル第3戦も小田選手の奇襲バスターで“サヨナラドロー”。激アツでした。

ポンタ いつも引き分けのあとは「惜しかったなぁ…」と思いながらごはんを食べるんですけど…あんなにうれしい引き分けがあるなんて! 9回裏の興奮は一生、忘れません。

真柴 6月には球団37年ぶりの11連勝もあり、11年ぶりの交流戦V。そこから勢いづいて25年ぶりのリーグ優勝…。「おりほーの毎日」が楽しくて仕方ありませんね。

ポンタ あんなに長くユニホームを脱がなかったのは初めて! ママに何度も洗濯しようと言われたけど、チームが勝ち続けてくれることを願って寝るときもずっと着ていました。

真柴 えええ! ずっとユニホームを着ていたんですね! 確かに負けたときの「んほー」は、服を着てませんね。というか…、家族ぐるみで験担ぎするんですね(笑い)。

ポンタ バファローズは、球団とファンが1つの家族みたいなチームなんです。家族のだれかがよろこんでいたら自分もうれしくなるし、落ち込んでいたら「次はがんばろうよ」ってはげますでしょ? みんなもいっしょに応援する家族になってくれたらいいな!

真柴 ツイッターのフォローもありがとうございます。みんなが喜ぶ情報発信を心掛けます!

◆バファローズ☆ポンタ 16年3月に誕生したオリックスを応援するキャラクターで試合結果に一喜一憂する。試合前後にツイッターに投稿される喜怒哀楽を表現したイラストが話題となり、フォロワー数は約31万人。ローソンなどで利用できる共通ポイント「Ponta(ポンタ)」の運営会社ロイヤリティマーケティング(本社・東京)と球団がスポンサー契約を結んだのがきっかけで、イメージキャラクターのポンタがオリックスの帽子とユニホームをまとって応援。季節柄や時事ネタを絡めたイラストで笑いやほっこり感を誘う。Tシャツなどのグッズもある。

◆真柴健(ましば・けん)1994年(平6)大阪府池田市生まれ。京産大から17年4月に日刊スポーツ入社。3年間の阪神担当(虎番)を経て20年からオリックス担当。公式ツイッターのアカウントは@nikkan_mashiba。神戸の思い出は11歳の06年、試合後のブルペンで吉川勝成投手から人生初のNPB公式球をもらったこと。