春季キャンプの1軍スタートが決まっている日本ハム・ドラフト3位水野達稀内野手(21=JR四国)と同9位上川畑大悟内野手(25=NTT東日本)が30日、チーム本隊とともに空路で沖縄入りした。

名護の1軍宿舎に到着した水野は「この日のために新人の自主トレもやってきたので、だいぶ気持ちも高まっています」と、間近に迫ったキャンプインを心待ち。上川畑も「いよいよ始まるんだなという気持ちで身が引き締まる思いです。緊張は全くなくて、ワクワクの方が大きいかなと思います」と、気合をみなぎらせた。

それぞれ充実のキャンプ生活を送るべく、愛用品を持ち込んだ。水野はiPad。持ち味である打撃を動画でチェックするのが目的だが「休むところは休んで、ユーチューブやネットフリックスを見たりして過ごしたいです」と、リフレッシュタイムも充実させる。

上川畑はマッサージ機器。「お祝いで地元の友達からもらったものを自主トレでも使っていたので、それを持ってきた感じです」。手持ちできるコンパクトな実用的アイテムに加え、「連絡は毎日しています」と、昨年12月に結婚した新妻からのエールも発奮材料だ。

開幕スタメン奪取のスタート地点となるキャンプインへ、即戦力社会人コンビは準備万全だ。