20年のドラフト1位のDeNA入江大生投手(23)が、今季はリリーフに転向することが決まった。

1年目の昨季は開幕ローテ入りしたが、未勝利で2軍に降格。8月には右肘の手術を受けた。三浦監督は「去年、けがをしたし、これからイニングを伸ばしていく作業というより、球の質などもろもろ考えて、リリーフの方が力を発揮できると。決めたわけですから、そこで頑張ってもらう」と期待した。

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リハビリ中は体力強化とフォームの見直しに着手。右肘への負担を軽減し、下半身を使えるフォームを追い求め、三浦監督のフォームも参考に2段モーションに改良した。手術後初実戦だった2月27日の巨人戦では1回無失点。最速153キロを計測し、出力の高さを示した。4日ほど前に転向を伝えられた入江は「よし、やってやるぞと。シンプルな気持ちです」と決意を込めた。【久保賢吾】