中日岡田俊哉投手(30)が2日、8年ぶりの先発に備えてナゴヤ球場で先発投手陣の練習に参加した。

4日のDeNA戦(横浜)での登板が予想される左腕は「自分自身、どこまでやれるかわからないけど、ぶつかっていくしかない」と決意を明かした。

1軍デビューした13年からの2シーズンで10度、先発して1勝7敗。その後はリリーフ専任となり、守護神として活躍した時期もあった。ここ数年は不振が続いたが、スタッフが一新され、落合ヘッド兼投手コーチの方針のもと、先発再挑戦を決断した。

今春のキャンプから本格的に先発投手としてスタート。「まだ調整の仕方も定まってはいない」と手探りながら、2軍戦で4試合に先発。1勝1敗、19回を投げ、防御率4・26で1軍登板チャンスを得た。「久々という表現が合っていない。最後に先発したのは確か、14年5月のヤクルト戦ですから」。09年ドラフトで智弁和歌山から1位入団した左腕が長い時空を経て、再起をかけた先発マウンドに向かう。

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