右足コンディション不良から1軍に復帰した阪神ジェフリー・マルテ内野手(30)が「3番一塁」でスタメン復帰する。4番佐藤輝明内野手(23)とのコンビは4月1日巨人戦以来31戦ぶりとなる。

8日の中日戦で同点の5号2ランを放った大山悠輔内野手(27)は「5番左翼」で、今季初めて左翼で出場する。キャンプから準備してきたオプションを使う。井上一樹ヘッドコーチは「体調面は本人にしかわからない。動きがよくない、負担がかかるというのは判断して、ポジションや打順を決めるのが僕たちの仕事」と説明。4月24日ヤクルト戦で痛めた左足の状態も見た上での判断となったようだ。大山の左翼でのスタメンは20年6月20日巨人戦以来2年ぶり。外野でのスタメンも20年10月21日広島戦以来となる。

6番三塁で北條史也内野手(27)が今季初スタメン、初出場となる。スタメン起用は昨年6月10日の日本ハム戦以来、334日ぶりとなる。

またコンディション不良で4月30日巨人戦以降7試合連続でスタメンを外れている糸井は、休養する予定。井上ヘッドコーチは「今日は出しません。でも今週中には復帰します。本人もよくなっていると言っている。トレーナーからもストップをかけるような状態ではなくなってきたと聞いている」と説明し、復帰は近いようだ。

スタメンは以下の通り。

【阪神】

<1>(中)近本

<2>(遊)中野

<3>(一)マルテ

<4>(右)佐藤輝

<5>(左)大山

<6>(三)北條

<7>(二)熊谷

<8>(捕)坂本

<9>(投)西勇

【広島】

<1>(右)中村健

<2>(二)菊池涼

<3>(左)西川

<4>(一)マクブルーム

<5>(三)坂倉

<6>(遊)小園

<7>(捕)会沢

<8>(中)上本

<9>(投)床田

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