身長164センチ。高卒1年目ルーキーの球界最小兵・西武滝沢夏央内野手(18)には、忘れられない1日になった。この日、育成から支配下登録され、「2番遊撃」で即スタメン出場。6回の第3打席に、二塁へ内野安打でプロ初安打をマークし、同点のホームを踏んだ。「126」から「62」に変わった背番号で、お立ち台にも上がった。

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▼西武滝沢がデビュー戦で初安打。育成ドラフトで入団した新人がデビュー戦で安打を放ったのは、08年内村賢介(楽天)09年丈武(楽天)20年大下誠一郎(オリックス)樋口龍之介(日本ハム)に次ぎ5人目。高卒1年目では滝沢が初めてだ。