巨人が土壇場の反撃も及ばずに惜敗した。投手陣は先発シューメーカーが5回5安打2失点、101球の投球も打線の援護なく、3敗目を喫した。
2番手鍬原は、右足の膝付近に投直が直撃した18日広島戦(東京ドーム)以来、3試合ぶりに登板。2回1安打無失点と好リリーフで試合を引き締めた。
前夜の9回2死一塁、2ストライクから同点2ランを浴びた3番手デラロサも1回1安打無失点。安定感のある好投で9回の攻撃陣に後を託した。
桑田真澄投手チーフコーチ(54)の一問一答は以下の通り。
-シューメーカーの投球について
よく5回まで粘って投げてくれましたよね。やっぱりシーズン通して波があるので、今ちょっと底の部分なので、今日の粘りで少し上がってくるかなと思っています。
-1回は自らマウンドへ
一息入れようと言うことと、低めにボールを集めて。内野手がみんな守ってくれているから、ゲッツー取ろうねと言って別れて、うまくゲッツー取れたので良かったと思います。初回に失点してしまうと流れがずっと向こうに行ってしまうのでね。何とかそこで大量得点にならずに踏みとどまってほしいなという思いから、行くべきだなと。
-初回の入り方は今後の課題の1つか
やっぱり良いピッチングをしながら勝てないという試合が続いているのでね。大事に大事に行こうという気持ちが毎試合強くなってきているのでね。やっぱり先発って立ち上がりが非常に難しいんですよね。丁寧に行き過ぎてもダメだし、大胆に行き過ぎてもダメなので、そこのバランスですよね。そこを何か(改善を)。まあ、調子自体もちょっと落ちてきたので、これからちょっとずつ上がってくると思います。いつも大胆さと丁寧さが大事だという話をしているので、そのバランスをうまく取ってね、良い立ち上がりで試合に入っていきながらゲームを作っていってもらいたいなと思います。
-来週も先発するか
そうですね、予定通りに行くつもりでいます。
-明日は高橋が先発、ブルペンデーというわけではない?
通常の先発ですよ。まあ当然、交流戦前最後の試合になるので。今日は粘って粘って、投手陣が継投して、みんな良いリレーをしてくれたんですけど1点足らずというね。明日はみんなで野手と投手が一体になって勝利を目指していきたいと思います。