巨人が逆転負けで50敗目に到達し、4カード連続の負け越しとなった。

4回に今季初スタメンの重信慎之介外野手の2点適時打で先制したが、直後に先発メルセデスが3連打などで2失点で同点に。6回に2番手鍬原拓也投手がサンタナの適時打などで2点を勝ち越され、7回には来日初登板となった新外国人クロールが1死から四死球でピンチを招くと、2死一、二塁で村上に32号3ランを食らった。

好機は作ったが、またもや「あと1本」に泣かされた。初回1死一、二塁から岡本和とウォーカーが凡退。5回無死一、二塁からは北村が犠打失敗で送れず、丸は中飛。岡本和は10打席ぶりの安打を放ったが、二塁走者メルセデスが本塁でタッチアウト。6回は2死一、二塁から代打ポランコが右飛。点を奪える時に奪えず、つかみかけた主導権を引き渡してしまった。

2連敗で借金は5に膨らみ、新外国人クロールがほろ苦デビュー。巨人が苦境から抜け出せずにいる。