楽天茂木栄五郎内野手が3安打4打点と暴れた。

「7番三塁」で3試合ぶりのスタメン出場。まずは1点を先取された直後の2回1死二、三塁。かつて東京6大学リーグでしのぎを削った日本ハム上原の直球を捉え、中堅フェンス直撃の2点二塁打とした。「スリーツーだったので割り切って打ちにいったところ、一発で仕留められました」と笑顔を見せた。

3点リードの7回にはダメ押しの2点三塁打をお見舞いした。2死一、二塁から望月のフォークを左へ。4回にも右前打を放って7月22日以来、今季3度目の3安打。「昨季とは全然違う立ち位置。銀次さんも大地さんも試合に出続ける選手なので、2人に割って入らないと。打ち続けないと出られない。危機感を持ってやってます」。本塁打が出ずにサイクル達成は逃したが、11連勝した5月前半以来となる、3カ月以上ぶりの3連勝に貢献した。

○…辛島が5回2失点で、自身3試合ぶりの白星となる4勝目を挙げた。1回と3回にそれぞれ3安打で1失点したが、徐々に変化球を低めに丁寧に集めた。今季最多の9三振も94球を要し、3試合連続5回での降板。「最低限の仕事はできたかなと思います。もっと長い回を投げることを考えると、少ない球数で打ち取ることを考えていかないといけない」と話した。

▽浅村(同点の5回2死一、二塁で勝ち越し中前打)「甘い球だけしっかり打とうと思っていました」

【関連記事】楽天ニュース一覧