ソフトバンク周東佑京内野手(26)が、ポストシーズンでの足攻を予告した。

今季は80試合でチームトップの22盗塁。シーズン中盤からスタメンに定着し、韋駄天(いだてん)の活躍を見せた。今後の短期決戦へ向けて「お互い(多く)点数が取れる試合はないと思う。1点勝負になった時に、走塁での1点は効いてくる」と、泥臭く得点をもぎ取るつもりだ。

前日4日には、11月に行われる侍ジャパン強化試合の代表メンバーに選出された。19年プレミア12では「侍フェラーリ」と呼ばれ、世界を相手に二盗、三盗…。大舞台での足攻を経験しているだけに、説得力がある。「当たって砕けろじゃないですけど、やるだけかなと思います。泣いても笑っても最後ですし、しっかり自分のすべてを出し切りたい」と、スピードスターの自覚をにじませた。

リーグ優勝を逃した2日のZOZOマリンでは、涙を流していた。「西武にもオリックスにも負けっぱなし。両方に負けっぱなしでいるので、最後はしっかり勝ち切れるようにしたいと思います」。唯一無二の武器で、CS突破を誓った。【只松憲】

クライマックスシリーズ日程と組み合わせ

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