阪神の2年連続日本一はならなかった。

初回、高山俊外野手(29)が先頭打者本塁打を放ち、幸先良く先制した。しかし、先発桐敷拓馬投手(23)が2回2/3 6安打5失点で降板した。

7点を追う6回に前川右京外野手(19)がソロ本塁打を放ったが、反撃はそこまで。7度目の頂点はかなわなかった。

平田勝男監督(63)の一問一答は以下の通り。

-先発桐敷

平田監督「いい経験になったと思う。シーズン中にないような、下位打線で四球を出したところをしっかり反省をしてね。選手たちにもまだCSがあるぞと。ひとつの区切りだけど、このファーム選手権で評価するのではなく、シーズン中選手は本当に頑張ってくれた。これからCSで戦ってる連中に追いつき追い越せで、フェニックスに臨むいい教訓になりました」

 

-高山が先頭打者アーチ

平田監督「あれで勢いがつくと思ったけど、無死二、三塁で追加点を取れなかった。勝負強さというところで楽天のほうが上だったっていうこと。積極的にスイングする姿勢など、フェニックスでもっと鍛えろという教えをいただいた」

 

-前川が本塁打

平田監督「見事だ。第1打席で打ち取られた後、本当にベンチで悔しがっていた。あのホームランも見事だけど、出なかった時の悔しがり、俺はそっちの方を評価したいよ。だからあのホームランにつながってるねん。気持ちもアグレッシブに出るので、フェニックスでどういう成長をするのか。今日のホームランを自信につなげてほしい」

 

-成長を感じる

平田監督「かわいそうなことに、レフトの守備で故障して。ただ、この故障をプラスにしろということでトレーニングもいっぱいしていた。けがの功名ってことで、下半身の強化や飛距離にある程度つながっていると思う。これは決して遠回りではない。故障をしたおかげでトレーニングの大事さやいろんなことを学んだと思う。そこを今後につなげていけばいい。井上やその辺の若手らが、お互い競争してフェニックスの試合で刺激し合いながらレベル上げていかないとあかんね」

 

-1年をふりかえって

平田監督「選手たちは諦めない姿勢というか、開幕からコロナで人数いなかった中でも、最後までゲームに出る意欲や、みんなで粘ってやったことが一番の収穫だった。今日の負けは俺と(楽天の)三木監督との差よ。それだけの話。これをいいプラスにね。負けていろいろ覚えることもたくさんある。桐敷にしても小川にしても来年何が足りないか、よくわかったと思う。その辺を修正していけば良い」

-最後野手は全員出した

平田監督「最後は中川もね、1打席でも立たせて経験させたかった。中川は1年目ですごい高校生にしては落ち着きがあって活躍してくれた。森木もそう。最後の9回は森木というところで、最後はゲッツー取って3人で終わらせてくれたしね」