阪神は「奇跡を起こす男」に突破を託す。負ければ矢野監督ラストゲームとなる大一番で、北條史也内野手(28)が「2番二塁」でスタメン出場する。
矢野監督就任1年目の19年も3位で2位DeNAとのCSで激突。第1戦は6点差を大逆転で勝利し、北條は3ランと逆転2点三塁打の5打点と大活躍した。指揮官が「存在自体が流れを変えるムードがある男」と評価する背番号26。3年前の奇跡の再現となる一打でCSファーストステージ突破に導けるか。
前日9日は0-1完封負けで逆王手をかけられた。DeNA先発は左腕浜口。今季4試合で2勝2敗、防御率1・82と抑え込まれている印象が強いだけに、まずは先制点を奪いたいところだ。
両チームスタメンは以下の通り。
【阪神】
1番遊撃 中野
2番二塁 北條
3番中堅 近本
4番右翼 大山
5番一塁 原口
6番三塁 佐藤輝
7番左翼 陽川
8番捕手 梅野
9番投手 才木
【DeNA】
1番中堅 関根
2番右翼 楠本
3番左翼 佐野
4番二塁 牧
5番三塁 宮崎
6番一塁 ソト
7番遊撃 大和
8番捕手 戸柱
9番投手 浜口