プロ11年目で初タイトルとなるパ・リーグ首位打者に輝いた日本ハム松本剛外野手(29)が、心温まる再会を果たした。

11日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で練習を再開。勇翔寮の中に入ると、いつも選手のユニホームなどを洗ってくれる、通称「洗濯のおばちゃん」が声をかけてくれたという。「すごいうれしそうに僕のところに寄ってきて『なんで、そんなにずっと打てたの?』って(笑い)。こっち(2軍)にいる時間が長かったので、そういう思い入れがあったみたい。すごくうれしかった」と、笑顔で明かした。

松本剛にとって「洗濯のおばちゃん」とは10年来の仲。寮生だったプロ2年目からの付き合いで「あいさつして、ちょこちょこしゃべったりしていた」と、交流があった。

昨季までは2軍暮らしも長く、退寮しても鎌ケ谷で顔を合わせる時間は多かった。「いつも顔を合わせたら、ニコニコ笑顔であいさつしてくれるんで。ひと言ふた言、しゃべって。ファームにいる間は毎日会うんで、基本的に。寮に住んでなくても顔を合わせますし、僕らの洗濯をやってくれる。きったない洗濯物を一生懸命、洗ってくれているので」と、感謝の思いとともに表面上だけでなく心も通わせてきた。

今季は1軍で大活躍したことで、たわいもない会話を重ねる時間は少なかったが、シーズン終了後に初めて会ったこの日、ついに再会。「『いつも頑張っている姿を見ていたから』って言ってくれたんで、うれしかったですね。見ててくれたんだって思いました」と、ニコニコ笑顔で松本剛も振り返った。

鎌ケ谷で陰ながら支え、松本剛の努力も知る「洗濯のおばちゃん」の見えざる応援の力も、苦節11年目での初タイトル獲得の後押しになったに違いない。【木下大輔】

日本ハムニュース一覧はコチラ>>