ロッテ吉井理人新監督(57)が18日、ZOZOマリンで就任会見を行った。複数年契約で、背番号は「21」に決まった。
一問一答を3回に分けてお届けする。
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-背番号21への思い
正直言って今はあまりないんですけど、選手時代は入団した時に地元の先輩である東尾修さんに憧れて、いつか21番付けたいなとの思いでプレーしてました。その番号がたまたまマリーンズでは空いてまして、しかも誰も付けたがらないんで、1回私が付けて、今度入ってくる選手に、期待する選手に渡したいなという気持ちでいます。
-背番号21は自分で選んだのか
話せば長くなるんですけど、侍ジャパンと一緒の81番にしようと思ったんですけども、もう付けてる人がいるので、どうしようかなと思って空いてる番号を見ると空いてたので、自分で選びました。
-どう呼んでもらいたいか
まだ慣れてないところあるんですけども、監督と言われるのはすごくくすぐったいので、吉井さんの方がいいと思うんですけど、特にどう呼んでほしいというのはありません。監督と呼ばれても、呼んだ人は頭の中でカタカナで「カントク」って言ってる感じくらい親しみを込めて呼んでほしいなと思っています。
-ドラフト会議への気持ち
初体験なんですけど、やっぱりいい選手が取りたいので。クジは下手くそですけども、精いっぱい頑張りたいと思います。
-競合時はクジは吉井監督が引くのか
できれば違う人に引いてもらいたいんですけど、行けと言われれば全力で頑張りたいと思います。
-どういう選手を獲得したい
編成は本当に球団の方にお任せしていますので、そこで決めた選手を全力で取りに行きたいと思います。
-監督業でのベースや恩師は
たくさんおられます。まだ自分の中でも自分がどんな監督になっていくかという明確な目標やビジョンはできていないので、これからしっかり過去の監督たちのやってきたことをおさらいというか勉強しながら、自分がどうやっていくかというのを決めていきたいなと思います。
-権藤監督から受けた薫陶をどう還元したいか
権藤さんが言われたのは「お前たちはプロなんだから自分で考えてしっかりやりなさい!」ということで、そうだと思っているので、そのへんを前に出して選手たちと接していきたいなと思います。
-権藤監督は選手たちに「監督と呼ぶな」と
あまり考えてないです。指導者と選手は本当は対等じゃないといけないと思ってて、監督というと社会的勢力のところで出てしまうので、そういう意味では呼んでほしくないと思っているのですけども。権藤さんがそうだったから、というわけではありません。
-理想の野球は
これ、本当に理想なんですけど、試合の早い段階でビッグイニングを作って、後半はいい投手で守っていく。そういう野球ができれば最高のチームができるんじゃないかなと考えています。
-福浦ヘッドコーチとはどんなコミュニケーションを
ヘッドにはチームをしっかり、コーチ陣も含めてまとめてほしいなと思っています。コミュニケーションは、もともと選手の時も一緒にやっていたので、気軽に話せるのでコミュニケーションもしっかり取っていきたいなと思います。