近江(滋賀)の山田陽翔投手(3年)は、西武が5位指名し交渉権を獲得した。

山田は、最速149キロのストレートと空振りを取れるツーシーム、スライダーなどを武器にする右の本格派。2年夏に甲子園デビューし、48年の学制改革以降5位タイとなる通算11勝(3敗)を挙げた「甲子園の申し子」だ。

全国の大舞台で、当代最強と言われる大阪桐蔭と2度対戦。2年夏の2回戦では先輩エースとの継投で、優勝筆頭候補を倒した。今春選抜大会は出場切符を逃しながら、京都国際のコロナ禍による辞退で代替出場。準決勝・浦和学院(埼玉)戦で左足に死球を受けながらも、4試合連続完投で決勝に勝ち上がった。打倒・大阪桐蔭への執念で決勝も先発したが、3回途中4失点で力尽きた。

高校最後の夏は、準々決勝で大会屈指のスラッガー、高松商(香川)・浅野翔吾外野手(3年)と対戦。浅野にバックスクリーン弾を浴びるも、競り勝って4強入りした。U18W杯に出場した高校日本代表チームでは、近江同様主将を務めた。甲子園で劇的な力投を続け、4番打者として満塁弾も放った。今年のドラフト候補の中でも、知名度は屈指だった。

滋賀・栗東市出身、175センチ、78キロ。右投げ右打ち。

【ドラフト】巨人が高松商・浅野翔吾との交渉権獲得 史上初阪神との一騎打ち制す/速報中