オリックスは28日、11月3日に大阪市のメインストリート「御堂筋」で優勝パレードを実施すると発表した。同所で午後5時から開催される「大阪・光の饗宴 2022 開宴式」の一環で行われ、中嶋監督ら首脳陣、選手らが御堂筋イルミネーションの点灯セレモニーに参加した後、パレードを行う。御堂筋の久太郎町3交差点から、新橋交差点までの約700メートルをパレードカーで走行する。
御堂筋パレードは05年の阪神以来。オリックスは96年の日本一で神戸で行って以来で、御堂筋で行うのは大阪に本拠地を移してから初めてになる。25年ぶりのリーグVを果たした昨季は、コロナ禍の影響でパレードは実施できず。代わりに12月に京セラドーム大阪で行われた「ファン・フェスタ」で“バーチャル優勝パレード”を行ったが、物足りなさもあった。
大逆転連覇を果たした今季は、“リアルパレード”で御堂筋を華やかに彩れる。しかもナイターパレードは球界でも異例中の異例だ。当日は球団公式ダンス&ヴォーカルユニットの「Bs Girls」や球団マスコットのバファローブル&ベルも駆けつけ、盛り上げに一役買う。
チームはこの日、ヤクルトとの日本シリーズ第6戦に向けて新幹線で東京入り。2勝2敗1分けで、日本一まであと2勝に迫る。26年ぶりの頂点を手土産に、11月3日を迎えることができれば最高だ。【真柴健】
◆オリックスの優勝パレード 初優勝の95年は神戸で11月5日、全市民の1割にあたる約15万人が見守った。ジェット風船、紙吹雪、爆竹が花を添えた。96年は日本一で神戸に凱旋(がいせん)し18万人が祝福した。仰木監督の乗るオープンカーを先頭に、イチローら、38人の選手、コーチらが続いた。コロナ禍の21年は12月4日、バーチャル御堂筋 ファン感謝祭「Bs Fan-Festa2021」として京セラドーム大阪で開催。グラウンドにイチョウの木が置かれ、大型ビジョンの映像とともに御堂筋を再現。中嶋監督と吉田正選手会長を乗せたオープンカーが登場した。T-岡田らがチャンピオンフラッグを持ち、杉本が優勝旗、宜保が優勝トロフィーを抱えて続いた。
<過去の御堂筋パレード>
◆59年南海 公式戦38勝のエース杉浦忠が、巨人との日本シリーズでも全4戦4勝の離れ業。初の日本一に輝いた。10月31日のパレードでは秋晴れの大阪球場を出発し、日本橋筋から府庁前、大阪駅前を経由し再び大阪球場へ。花で飾ったオープンカーに分乗したナインの頭に、紙テープと紙吹雪が降り注いだ。
◆03年阪神 星野仙一監督のもと、18年ぶりのリーグ優勝。11月3日、ファンに雄姿を披露した。大雨の大阪市役所前を出発し、ゴール地点の新橋交差点付近へ。沿道では傘も差さず、約40万人が祝福した。大興奮のファンが入り乱れ、約500人がパレードカーを追っかける騒ぎとなった。
◆05年阪神 11月6日のパレードはまたも雨。それでも18万人のファンが、岡田彰布監督のもと、優勝を果たした選手たちを祝福した。03年と同じコースを凱旋(がいせん)するナインをひと目見ようと、約1000人の徹夜組も出た。休日出勤のサラリーマンはネクタイ姿のまま、ビルの窓から万歳して祝った。



