中日土田龍空内野手(19)が19日、DeNAにトレードで移籍した京田とのタイトル争いを誓った。

この日は、東海ラジオの「Live Dragons!」に2人そろって出演。出演後に京田から、「来季は土田と遊撃でのゴールデングラブ賞を競いたい」と声をかけられると、「目指すものにゴールデングラブはある」と、正遊撃手取りへのモチベーションを高めた。

「言い過ぎだと思わない。京田さんは大きな壁。いつかは超えたい気持ちは本当に大きい」。来季の目標に全143試合出場を掲げる土田は、先輩からの挑戦状に1歩も引かなかった。今季は不振の京田に代わり、高卒2年目で大抜てきを受けた。遊撃のスタメンとしてチーム最多57試合に出場。62試合で打率2割4分8厘、12打点で初サヨナラ打を放つなど、勝負強さも見せた。

新人の17年に正遊撃手を奪取し、新人王に輝いた京田の背中から学んできた。「京田さんは1年目、2年目で比べると体の大きさが全然違う。体を強くしたら、ケガもしなくなる。体の面でも変えていかないと、と思った」。12月からは地元滋賀県のジムに通い、筋トレ、水泳などに打ち込み、1年間戦える体作りに励んでいる。来年1月上旬からは10年連続ゴールデングラブ賞を受賞した広島菊池涼の自主トレでキャンプまでの最終仕上げを行う。

今季高卒2年目岡林が外野に定着し、142試合出場してゴールデングラブ賞を手にした。来季全試合出場を果たすと同賞もついてくるかと聞かれると、「そうですね」とニヤリ。互いにモチベーションを高め合った。

なお、今週の東海ラジオは「Winter Special 2022」を開催していて、中日選手が毎日出演する。

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