DeNAは27日、有吉優樹投手(31)が今季限りで現役を引退することを発表した。

東金、東京情報大、九州三菱自動車を経て、16年ドラフト5位でロッテに入団。1年目に中継ぎで53試合に登板し、先発だった18年には6勝をマークした。

21年シーズン途中に国吉とのトレードでDeNAに移籍したが、21年、今季ともに1試合の登板に終わり、戦力外通告を受けた。

プロ6年間で89試合に登板し、9勝15敗、1セーブ、防御率3・97だった。

登場曲は猿岩石の「白い雲のように」で、初勝利した時には同姓でタレントの有吉弘行から、ツイッターで祝福のコメントを寄せられた。

球団を通じ「今シーズン限りで引退することを決断いたしました。昨年の6月にベイスターズへ来てから満足のいく成績を残すことができず、とても悔しい気持ちと申し訳ない気持ちですが、横浜スタジアムでの応援は今でも鮮明に覚えています。1年半という短い時間でしたが素晴らしいチームメート、監督、コーチ、スタッフの皆様のおかげでとても新鮮で濃厚な日々を過ごすことができました。感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝した。

今後については「プレーヤーとしての野球は終わりますが、また野球に携わる仕事をすることになりましたので、より一層精進していきます。本当に今までありがとうございました」とコメントした。