2年ぶりの優勝を狙うヤクルトジュニアは、初戦で悔しい黒星を喫した。日本ハムジュニアの左腕、竹内樹生(たつき)投手(6年)の最速130キロのキレのあるボールを打ち返せず、ノーヒットノーランで敗れた。
先発の武藤夏渚斗(かなと)投手(6年)は、初めての神宮のマウンドにも落ち着いた様子で、2回を無安打無失点と試合をつくった。「チームのために頑張る気持ちでマウンドに立ちました。神宮のマウンドは投げやすかったです」と話した。
降板後は、主将としてチームメートに声をかけた。日本ハム・武藤と対戦した選手同士で「球が伸びてくるよ」など感想を共有したが、1本が出なかった。「悔しいです」と振り返った。
日本ハムのエースが速球派左腕という事前の情報があり、練習では村中恭兵コーチ(34)が打撃投手を務めるなど対策を練っていたが、及ばなかった。度会博文監督は「何年もジュニアの監督をしていますが、見たことのない投手。うちも打力のある選手をそろえているが(竹内が)予想以上。直球のスピードが(最終回の)6回まで落ちなかった。いい投手でした」と話した。
ワイルドカードでの準決勝進出を目指し、28日は横浜スタジアムで中日ジュニアと対戦する。



