阪神熊谷敬宥内野手(27)が9日、静岡市内の清水庵原球場で広島菊池らとの合同自主トレを公開した。
2年連続で菊池に弟子入り。合流初日の前日8日から早速アドバイスをもらったという。
「自分はどうしても打つ時に手が先に出てしまう。それをなくしたいので菊池さんに聞いたら、ロングティーは外野にノックを打つイメージでやった方がいい、と。その考え方でやったら、ロングティーとかも全然変わりました」
昨季は守備固めや代走を中心に63試合出場。自己最多タイの7盗塁を記録したが、打率1割5分6厘の打力も向上させたいところだ。
すでに岡田監督からユーティリティープレーヤーとしては評価されているが「ユーティリティーでは終わりたくない」と力強い。
中野の二塁コンバートによって競争が激化している遊撃争いに向けて「あまり期待されていないと思うので、そこに食い込んでいけるようにという目標でやっている。そうすれば出られるチャンスも出てくる」と気合十分だ。