ソフトバンクがキャンプ地・宮崎での全日程を終えた。最終日の藤本博史監督(59)の一問一答は以下の通り。

-宮崎で最後の試合を終えた

藤本監督 今日はノーサインで選手がどういう形をするか見せてもらおうということで。なかなかね、思うような結果は出なかったですね。

-ガルビスを二塁で起用した

藤本監督 三森の状態が悪いので。そこはガルビスと競争。あるいは今WBCに行っている周東もセカンドができる。悪い状態で開幕に入ることは恐らくない。キャンプ前から競争をあおってるので、悪かったら誰かに取られますよという。当然のことだと思います。

-三森は不調

藤本監督 まぁ今は悪くてもオープン戦の中盤、あるいは20日ぐらいに当然あげてきてくれるもんと信じてますけど、でもWBCの壮行試合とか精彩がなかった。やっぱりそのままズルズル行ってもらっても困る。対抗馬の選手もそこ(二塁)に当てていかないと。ガルビスが去年よりは打撃が良くなってるのかなと。守備面はまずいプレーもあったけど、そこはどんどん競争させていこうかなと。ここからはサバイバル。結果を出さないと開幕スタメンはなくなってくるんじゃないかなと思う。三森のお尻にも火がついたらいい。

-A組は20人ほど。このままか

藤本監督 入れ替えて打席数を増やしたい。なかなか野村大樹、増田は(試合で)最後まで残って1打席あげられるかあげられないか、というところなので。1軍に近い選手だし。2軍も試合が始まるので、打席数を確保するために2軍に行かそうかなと。そこで代わりに育成の選手を経験のために呼ぼうかなと思っています。

-野手で

藤本監督 野手で2人ですね。2人を交換。野村大、増田は悪いから行くわけではない。打席数を確保するために2軍で試合に出させるということで。キャンプを終えて2人は一生懸命やっていたし、2軍にいっても1軍に一番近い選手。

-福岡に戻ってさらに激しいサバイバル

藤本監督 当然ね。WBCのメンバーも24日ぐらいから帰ってきて、そこから競争になる。帰ってからのオープン戦はより一層厳しくなってくるんじゃないですか。チームバッティングも入ってくる。できなかったら当然マイナス点。そのへんは帰ってからサインも出すので。

-外国人枠の争い

藤本監督 日替わりで活躍していたら困る。内容的にもいいものを見せてくれないと。今日はホーキンスが良かった、アストゥディーヨはダメとかね。どれにしたらいいか迷ってします。突き抜けていいところを見せてもらいたい。

-有原、大津が好投

藤本監督 有原は自分のペースで順調にキャンプが終わった。まだまだ出力は上がってくる。大津は1年目ながら130キロ~135キロぐらいの変化球でうまくバッターを打たせて取る。そういうピッチングができている。

-有原、ガンケルは

藤本監督 これから長いイニングを投げて、どういうピッチングをしてくれるかというところで決まってくる。

-水谷は1軍帯同

藤本監督 (2軍に)戻らないです。帯同です。(WBCで)牧原がいなくなるから。

-育成は誰か

藤本監督 西尾と川村。西尾は4日から、川村は5日から。牧原は4日までいる。

-1カ月を超える宮崎

藤本監督 収穫…。まぁけがが少なくできたということかな。何回もいうけど3月からはもうサバイバルなんで。内容、結果というところを重視してね、選手たちにはやってもらいたい。WBCに4人行ってるんでね、4人がどういう状態で帰ってくるか分からない。本当に今こそチャンスだと思って、目の色を変えてやってもらいたいなというのが一番です。

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