西武の出場選手登録が開幕戦前日の30日、公示された。

今季でプロ22年目を迎える中村剛也内野手(39)、栗山巧外野手(39)の同期入団コンビが、ともに開幕1軍メンバーに名を連ねた。中村はオープン戦で2試合連続本塁打を、栗山はオープン戦最終戦で2安打を放つなど、しっかりと調子を上げてきた。

ルーキーではドラフト4位の青山美夏人投手(22=亜大)と同6位児玉亮涼内野手(24=大阪ガス)の2人が開幕1軍入り。青山はまずはリリーフとして起用される見込みだ。WBCで骨折した源田が治療最優先の球団方針となっている現状で、プレーに落ち着きのある児玉には遊撃スタメンのチャンスもある。

ドラフト1位の蛭間拓哉外野手(22=早大)は開幕1軍から外れた。オープン戦は打率1割3分3厘と苦戦。24日以降は2軍再調整となっていた。体力強化も今後の課題になる。

開幕時点での捕手の1軍登録は、柘植世那捕手(25)古賀悠斗捕手(23)の2人のみ。オールラウンダーの佐藤龍世内野手(26)が「第3の捕手」として待機する。

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