「不敗神話」の継続へ、阪神坂本誠志郎捕手が自らのバットで口火を切った。2点を追う7回2死三塁。明大の1学年後輩でもある中日柳の145キロ直球をセンターにはじき返した。1点差に詰め寄る貴重なタイムリーだ。

「2-0でいくのと、1点差になるのとでは違う。向こうも後ろのピッチャーが昨日打たれているし、プレッシャーもかかる。なんとか1点取れれば、と思った」

前日3日は守護神マルティネスを攻略し、逆転サヨナラ勝ち。1点取れば、展開は変わる。狙い通りの一打で8回の逆転劇を呼び込んだ。これで4戦連続安打。残りの3打席は空振り三振に終わったが、チャンスでさえた。得点圏打率は4割5分5厘と驚異的な勝負強さを発揮している。

リードでも先発伊藤将は2回から6回まで毎回安打を許したが、バッテリーでともに粘り、2失点に食い止めた。「ちょっと大変だったと思うけど、粘るピッチングをしたのが、最後につながったんじゃないか」。7回以降はリリーフ陣を巧みに操り、無失点リレー。これで坂本が先発マスクをかぶった試合は開幕から負けなしの8連勝だ。攻守で勝利に貢献。不敗神話継続は偶然ではない。

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