日刊スポーツの不定期企画「虎を深掘り。」の第5回は、阪神選手の子どもの頃の「口癖」に焦点を当てます。
毎年恒例のゴールデンウイーク「こどもまつり」が2日からの中日3連戦(甲子園)で開催され、出場選手の「こどものころのくちぐせ」がバックスクリーンに表示されました。今回は、その中でも特にユニークな11人をピックアップ。選んだ理由、エピソードを教えてくれました。【取材=阪神取材班】
◇ ◇ ◇
★井坪陽生外野手(18)=「うまにのってほいくえんいきたい」
幼少期から動物が大好きだった。「犬と猫を飼いたいってずっと言っていた」という欲求が、保育園の時に爆発した。「園庭にポニーが何回か来ることがあって乗ったりとか、えさをあげたりしてて。それで馬に乗って行きたい…みたいに言ったんだと思います」と照れ笑い。そんな井坪、将来は「大型犬が好きなんで、シベリアンハスキーを飼いたいですね」。
★前川右京外野手(19)=「おにいちゃんにはぜったいまけへんからな」
2歳年上の兄、夏輝さんへの対抗心が前川を成長させた。「野球をやってて、お兄ちゃんの方が実力もあって、負けたくない一心で。『絶対負けへんからな』って言いながら小、中はやっていました。お兄ちゃんには『はいはい』ってあしらわれてましたけど。自分の中ではあの言葉しかなかったです」。
★小川一平投手(25)=「キャベツはべつばら」
子どもの頃の口癖が思いつかず、母に連絡したという。「キャベツの千切り、めっちゃ好きやったんですよ。親に聞いたら『キャベツは別腹』って言ってたよって言われました。母がしょうゆ系のドレッシングをつくってくれて、それをかけて食べてました。小川家の名物なんですかね」。
★岩崎優投手(31)=「ゲーム」
大人になった今でも、ゲーム大好き。「最初はポケモンとかじゃないですか。小学校1年生くらいの時に最初の赤、緑? が発売された。ゲームはそこから好きになりました。子どもの頃から今まで、そしてこれからも…」
★加治屋蓮投手(31)=「てげ」
宮崎県串間市出身。「宮崎弁で『とても』っていう意味があるんです。てげあち~、てげ寒いとか言いますね」。注意点がある。「『てげてげ』って、つなげたら『テキトー』って意味になる。宮崎ならではですね」。
★石井大智投手(25)=「ぎゅうにゅうのみたい」
多い日で1日ワンパックを飲み干すほど、牛乳好きな少年だった。ただ、大人になって発覚したことがある。「去年の血液検査で遅延型アレルギーって出たんです。そこからは飲んでないです…」。
★原口文仁内野手(31)=「ブイスリャー!」
幼稚園年長の頃、仮面ライダーV3が好きだった。俳優宮内洋が変身の際「ブイスリャー!」と叫ぶ。「あれがね、好きだったんですよ。再放送をやっていて。仮面ライダーV3が好きでした」。
★中野拓夢内野手(26)=「いちばんじゃないといや」
小さい頃から負けず嫌いだった。「家族で出かけた後、家の玄関に入る時に自分が最初じゃないと、やり直しをさせてたというのを聞いたことはありますね。走るにしても一番じゃないと嫌。負けず嫌いは今でも生きているのかなと思います」。
★富田蓮投手(21)=「れんれんの~!」
「なんでも僕のものにしたくて『れんれんの~』ってよく言ってましたね」。独占欲強め? な少年だったようだ。
★ヨハン・ミエセス外野手(27)=「やきゅうしようぜ!!」
国民的アニメ・サザエさんに登場する中島くんの「おーい磯野、野球しようぜ!」や、ドラえもんに登場するジャイアンの「おいのび太! 野球しようぜ!」をほうふつとさせ、ネットでは「ミエセス、ジャイアンやん」「中島君か」などツッコミが相次いだ。「兄弟もプロで野球をしているので、それも含めてみんなでやっていました。人生で一番大切というか、家族で楽しむというところは大事かなと思います」。ちなみに、スペイン語では「Vamos a jugar(バーモス ア フガール)」
★シェルドン・ノイジー外野手(28)=「パパ!ママ!」
万国共通のこの言葉。「赤ちゃんの頃の最初の言葉がパパだったり、ママだったりという感じだったので。自分の4歳の子どももMomやPapaと言ったりしているので、特に理由はないんですけど、それかなって思います」。
◆ゴールデンウイークこどもまつり 2日から4日の甲子園での中日戦で開催。子どもたちが少しでも選手の名前を覚えやすくするよう、選手名をひらがなで掲出し、選手が登場する際には子どもの頃の口癖をビジョンで紹介した。また、来場した子どもたちにはKIDユニホームがプレゼントされるなど、イベント盛りだくさんの3日間だった。



