阪神村上頌樹には最近、新たな“相棒”が増えた。

4月22日の中日戦で初勝利した後、同じ兵庫・淡路島出身の近本光司が祝いのプレゼントを贈ってくれた。

「球場に来る時、これぐらいの大きさがいいやろ。車の鍵と財布くらい入ればね」。手渡されたのは、ちょうど財布や愛車の鍵を入れるのにぴったりなサイズのエルメスのバッグ。紫色系統の高級アイテムに同郷の後輩は感謝感激だった。「初勝利した次の日とかでしたかね。えっ…! ありがとうございます! ってなりました。さすがっす!」。

まだプロ1年目のシーズンが始まる前、20年12月に淡路島で合同自主トレを行った。当時から「偉大すぎる先輩」とリスペクトしていた村上にとって、近本からのプレゼントは最高の宝物だ。早速、鮮やかな紫色のバッグを手に、鳴尾浜の選手寮から愛車で甲子園に通勤している。仕事の早い1番打者と成長を続ける新・火曜日の男。淡路島コンビの固い絆があれば、次の勝利もそう遠くないはずだ。【阪神担当 中野椋】