阪神村上頌樹投手(24)が16日中日戦で先発する。
前回登板時に雨天中止の影響などで登板日がずれ、2週連続の火曜日登板。6連戦の初戦で中継ぎ陣の起用を抑えたい重要な週頭だ。「まさかこんなところで投げるとは思っていなかった。そこはうれしいですし、その期待にずっと応えられるようにやっていきたい」。つかんだ定位置を離さない覚悟だ。
舞台は19年以来の愛知・豊橋市民球場で、チームは過去2戦2敗。球団初白星がかかる一戦に「(勝ったこと)ないんですか? それはじゃあ勝ちたいですね」と、意気込みは十分だ。両翼93メートル、中堅115メートルの同球場。両翼95メートル、中堅118メートルの甲子園と比較しても狭く、1発警戒も必要になる。「ホームランは入るかなと思うんですけど、そこは気にせず。低め低めの意識でいきたい」と、丁寧な制球をテーマに掲げた。
今季初となる地方球場で、村上自身も初のマウンド。昨季は地方球場での試合も多いウエスタン・リーグで、最優秀防御率賞、勝率第1位投手賞の2冠を獲得。慣れないマウンドでも対応してきた。「マウンドの硬さとかがどうなのかは上がらないと分からない。投げてみて初回で慣れるように。地方球場だからダメだとならないように、すぐ対応できるようにやりたい」。ファームの経験を生かす時が来た。
今季はここまで2勝1敗。防御率は0・28。開幕以降31イニング連続無失点で、60年ぶりのセ・リーグタイ記録も達成した。完封で1勝目を挙げた4月22日以来2度目の中日戦。「先発陣がすごいので負けたくない気持ちが一番。勝つのはうれしいですけど、もっともっと競争したい」。ハイレベルな先発陣の先陣を切る。【波部俊之介】



