西武栗山巧外野手(39)が調整のため、2軍戦出場を志願した。

イースタン日本ハム戦に4番DHでスタメン出場し、4打席で2安打した。「シンプルにしっかりタイミング取ることと、状況に関係なく自分のタイミングと振ることに集中できたのは良かったと思います」と振り返った。

プロ22年目の今季はここまで代打中心の出場で、打率1割2分9厘ながら、出塁率は3割を超えている。「今日、打席に立ったことによっていい結果を望めるように」と、リーグ戦再開後の戦いを見据えた。

なお、この日は西武2軍が1回裏で13得点を挙げるビッグイニングをやってのけた。今季これまでも2度ビッグイニングがあり、栗山もそれは知っていた。

「や~ばかったっすねぇ!えぐかったっす。えぐいっす。僕の1本目のヒットもみんなに『ありがとう』って言って。流れで打たせてもらうヒットって本当にあるんだねって。こういうことがあるってうわさには聞いてたから。今日巡りあえたらいいなと思ってたんですけど、巡りあえてすごく幸運だなという気分です」

興奮しながら、球場を後にした。【金子真仁】

【ファームスコア速報】西武が初回打者16人で13得点の猛攻