投打ががっちりかみ合った広島がヤクルトに完勝し、連勝を6に伸ばした。先発九里亜蓮投手(31)が今季2度目の完封勝利で6勝目。打線は今季最多タイ14安打を集め、8得点と援護した。

猛攻の火を付けたのは、九里とバッテリーを組む坂倉。2回無死一塁からヤクルト先発サイスニードの真っすぐを思い切り引っ張り、右翼席に7号先制2ランを運んだ。3回にも菊池のソロで加点すると、5回には3本の二塁打を含む4安打で3点を追加。7回も3連打で2点を奪い、攻撃の手を緩めなかった。

21年、昨季とシーズン8勝と苦手としていたヤクルト相手にも勢いは収まらず、今季最長の6連勝で上位2球団を猛追する。

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