阪神青柳晃洋が、5回5安打3失点と課題を残した。直球は自己最速タイの149キロを計測しながら、3四死球など制球を乱し、球数は5イニングで94球まで達した。右腕は「野手のみんなに取ってもらったリードを守り切ることができず、ふがいない投球になってしまいました」と反省した。

打線が2点を先取した直後の2回に2死満塁のピンチを招き、投手サイスニードに押し出し四球を与えた。4回は2死三塁から長岡へのボールが足元付近、背後を通過する暴投となって同点を許した。5回は1死一、三塁から宮本に右犠飛を浴び、一時勝ち越された。

岡田監督は青柳について「もういっぱい(いっぱい)よ。ピッチャーの押し出しとワイルドピッチじゃのお」と苦言を呈した。今後については「そんなん分からへん。(2軍の)ピッチャーが投げるの待ってるんやから。今日みたいなピッチングしてたらあかんわな、当然」と2軍降格の可能性を示唆した。