中日柳裕也投手(29)は広島戦で9回を投げて無安打無得点だったが、打線の援護がなく交代し、無安打無得点試合の記録達成はならなかった。

   ◇   ◇   ◇

▼柳裕也投手が9回を投げ無安打で降板。9回まで無安打に抑えながら、試合が延長に突入してノーヒットノーランを逃したのは22年5月6日大野雄大(中日)以来13人目。10回2死から初安打を打たれた大野雄を含め10人は延長に入ってから安打を許しており、スコア0-0のまま無安打で降板は06年4月15日八木(日本ハム=10回)14年5月31日金子(オリックス=9回)に次いで3人目。

◆柳裕也(やなぎ・ゆうや)1994年(平6)4月22日生まれ、宮崎県出身。横浜で甲子園に3度出場。明大に進み、東京6大学で通算23勝、338奪三振。16年ドラフト1位で中日に入団。21年に防御率1位と最多奪三振のタイトルを獲得。今季推定年俸1億800万円。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。

【動画】中日柳裕也9回までノーヒットノーランに抑え咆える!味方の援護を待つも…