中日の岡林勇希外野手(21)が、7月11日ヤクルト戦からの連続試合安打を27に伸ばした。1番中堅で出場。1回に右前へヒットを放った。

NPBで連続試合安打27以上は2リーグ分立後16人目。27試合は過去4人で、1951年(昭26)岩本義行(松竹)64年広瀬叔功(南海)08年ラミレス(巨人)19年西川龍馬(広島)。

このうち広瀬は、NPB史上2位の596盗塁を決めた快足選手。打っても通算2157安打で、27試合連続安打の64年には3割6分6厘の高打率で首位打者も獲得した。南海時代に同僚だった野村克也氏が「私が見てきた中で天才と呼べる選手は、長嶋茂雄、広瀬、そしてイチロー」と語るほどの能力を誇っていた。

岡林は13日のホーム広島戦で、1949年(昭24)に西沢道夫がつくった球団記録の25試合連続安打を74年ぶりに更新する26試合連続安打をマーク。歴代レジェンドに肩を並べ、超える快挙が続いている。連続試合安打の日本記録は、1979年(昭54)に広島の高橋慶彦がマークした33。あと6試合に迫った。

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