7年連続のV逸が決まった日本ハムが、今季開幕投手で国内フリーエージェント(FA)権を取得した加藤貴之投手(31)の流出阻止へ、複数年契約を提示することが9日、分かった。

球団は「シーズンに集中したい」という本人の意志を尊重し、シーズン終了を待って残留交渉に着手する方針。来季続投が基本線の新庄監督を支える重要な戦力として“左のエース”を全力で引き留める。また昨秋のドラフト会議を経て米球界から“逆輸入”した加藤豪将内野手(28)、昨オフ獲得したアリエル・マルティネス捕手(27)については、来季も契約の見通し。