阪神村上頌樹投手がリーグVの立役者となった。「覚えてないくらいうれしいです」。プロ2年間で0勝右腕が、すでに10勝。防御率リーグ1位で、新人王に加えMVP候補にもあがる。智弁学園(奈良)では16年センバツ優勝投手に。ただ、「夏までは地獄でしたね」と回想する。ある練習試合で、ファウルとされただけでどよめきが起こった。「村上のボールがバットに当たったって感じで、ざわつくんです」。それがしんどかった。「センバツなんて優勝するもんじゃない」とまで言った。追われるプレッシャーには慣れっこなはずだが、23年はぶっちぎりでV。先発予定だった15日広島戦は回避しビールかけを楽しんだ。次戦は17日DeNA戦に向かう予定だ。