JR東海とNPB(日本野球機構)の合同企画による野球ふれあい教室が16日、三島市内で開催された。講師としてプロ野球OBの里崎智也氏(ロッテ、本紙評論家)らが来場。小1~2年38人に楽しみながら野球にふれあってもらった。未経験者も多く、里崎氏は底辺拡大のため「興味をもってもらういい機会」と歓迎。指導で汗を流した。

先月末から地元少年野球チームで競技を始めたという小2女児(東京)は里崎氏に打撃をほめられ「早く上手になってプレーで生かしたい」と目を輝かせた。女児の父は20年来のロッテファン。間近の里崎氏を見て「娘より私の方が興奮しているくらい」と、親子で教室を楽しんでいた。

後半はティーバッティングで試合を行う「BTボール」を行った。半年前から野球をやり始めた小1男児(埼玉)は2試合でそれぞれ1本のホームランを披露。打撃で「ボールをよく見ることを教わり、勉強になった」と白い歯を見せた。

里崎氏は「鉄道、野球のどちらに興味をもってもいい。ゼロが1になり、2、3と可能性を高めてもらえたら」と企画に賛同。他に西村健太朗(巨人)村中恭兵(ヤクルト)井端弘和(中日)のOB3氏が講師を務め、バットの握り方、キャッチボールで球の投げ方などをアドバイスした。【倉橋徹也】

 

○…イベントは「プロ野球OBとの野球ふれあい教室・超電導リニア体験乗車」として開催され、東京駅に集合した一行が新幹線で三島入りした。車内の座席頭部に特製モタレカバーが用意され、降車時にはプロOB4氏のサイン用として子どもらにプレゼントされた。昼で野球教室を終えると、午後にリニア新幹線を体験するためバスでJR東海山梨実験センターに移動。里崎氏も「リニアに初めて乗るので楽しみ」と笑顔だった。また野球教室では廃車解体された東海道新幹線車両の再生アルミで作られた金属バット(ミズノとの共同開発)が使用された。