オリックスのドラフト1位曽谷龍平投手(22)は4回途中でKOされて、5度目の先発でまたもやプロ初勝利はならなかった。

打線の援護に恵まれながらも、5回を投げきれなかった。初回から4イニング連続で先頭打者に安打を許しながらも、いずれの回も併殺を奪った。

それでも4回につかまった。2死三塁から4連打を浴びて3失点でマウンドを降りた。「チームが序盤から得点を重ねていましたし、守備でも野手の皆さんにたくさん助けていただいていただけに、しっかりと投げられなかったことが悔しいです」と悔やんだ。降板時には中嶋聡監督(54)がマウンドに来て、おしりをポンとたたいた。

3回2/3を8安打2四球3失点。5点の援護をもらいながら、5回を持たず降板した。プロ5度目の先発で初勝利を目指したが、またもや白星をつかめなかった。

◆曽谷龍平(そたに・りゅうへい)2000年(平12)11月30日生まれ、奈良県出身。秋田・明桜(現ノースアジア大明桜)では2年夏に甲子園出場も初戦敗退。白鴎大を経て昨年ドラフト1位でオリックス入団。4月26日日本ハム戦で救援登板して1軍デビュー。6月7日巨人戦ではプロ初先発も初黒星を喫した。7月のフレッシュ球宴にも出場した。182センチ、80キロ。左投げ左打ち。背番号17。今季推定年俸1600万円。

【関連記事】オリックスニュース一覧はこちら―>