楽天田中将大投手(34)が2回1/3を投げて7安打5失点で降板し、2年連続で2桁黒星となる10敗目(7勝)を喫した。

日本球界に復帰した21年以降では最短となるKO劇は初回から要所を締められず、試合中の修正もできなかった。

試合後に取材応対した田中将は投球内容について「内容はそうですね…前に飛ばされるだけ…全部やっぱいい当たりされてたんで。それだけ、相手にしたら打ちやすかったのかなと。コンタクトしやすかったのかなという風に思いますね。初球ストライクをしっかり取れなかったり、決めにいったところのコントロールがやっぱ甘くなってしまったりとか、自分のやっぱり反省することはもちろん」と振り返った。

この日はチームのV逸も決まったが、まだCS進出争いの真っただ中でもある。そして10連戦中の3戦目の先発を任された中での早期降板となったことに「やはりこういう時期に、ましてやこういう(CS進出を)争っていてチームも行くぞってなっている時に、やっぱこういう投球してしまって、応援してくれているファンの皆さんにも申し訳ないし、やっぱチームも10連戦を戦っている最中に、こういう投球になってしまったのも申し訳ないなっていうのと、投手陣のリリーフスタッフにも負担をかける形になってしまったので…」と謝罪した。

石井一久監督(50)は9月未勝利の田中将の次回以降の登板について「このままシーズンをしっかりやってほしいなと思います」と話した。田中将も「自分は自分で、またしっかりと練習を積んで、しっかり(チームを)助けられるようにっていう思いもあります。1日1日しっかり自分の中で練習を積むしかないかなと思います」と話した。

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