オリックスが3年連続15度目のリーグ優勝を決めた。

21年はチーム全日程終了後に優勝が決まり、昨年はチーム最終戦で逆転V。2年続けてマジックがつかなかったが、今季は7月9日から首位を守る独走Vだった。リーグ3連覇以上は16~18年広島以来で、オリックスは阪急時代の67~69年の3連覇、75~78年の4連覇に次いで3度目。3連覇前のオリックスは19年が6位で、20年も6位。これまで3連覇以上したチームの前年順位は66年阪急の5位、前々年順位は05年巨人の5位が最低。前年最下位どころか前々年最下位チームの3連覇もなかった。最下位から優勝は9チームあったが、最下位から2連覇が76、77年巨人、21、22年ヤクルトとオリックスの3チームに減り、今季のオリックスが初めて最下位から3連覇を達成した。

▼中嶋監督は3年連続3度目の優勝。3度以上優勝した監督は22人目で、3連覇以上は16~18緒方監督(広島)以来11人目。中嶋監督は初優勝の21年から監督に就任。新人監督から3年連続優勝は86~88年森監督(西武)に次いで2人目になる。森監督は85年に広岡監督で優勝した西武を引き継いだが、中嶋監督は最下位チームを引き受けて1年目から3連覇した。

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