ソフトバンク藤本博史監督(59)がリーグ3連覇を決めたオリックスに脱帽した。

取材に応じ「素晴らしい投手陣だから簡単に打ち崩せるピッチャーじゃなかった。その辺が強みじゃないかなと思います」と振り返った。

オリックス先発陣との差は歴然だった。2年連続ノーヒットノーランを達成したエース山本が14勝、宮城が10勝と昨年からの柱が引っ張り、プロデビューが開幕戦だった3年目の山下、山崎福がともに9勝をマーク(19日時点)。藤本監督は「先発でしっかりゲームつくれるし、点は取られないし。それだけで貯金ができている。やっぱり強いですよね」と認めるしかなかった。ソフトバンクは有原の8勝がトップで、和田と東浜がともに6勝。どこか物足りない結果だった。

主軸の吉田正がレッドソックスに移籍した打線についても「森君がカバーできているし、頓宮は今年すごい状態良かったし。その辺が得点になっているんじないかなと思います」と続けた。

昨季は優勝マジック1で迎えたリーグ戦最終日にロッテに敗戦。オリックスと同率で並び、対戦成績の差で連覇を許した。藤本監督は「オリックスが強いから余計に燃えるものもある。違うチームだったら燃えないわけじゃないけど、去年の悔しさがオリックスに出ていると思います」とも語った。今季はここまで11勝10敗1分けと勝ち越しているが、18日に14試合を残して優勝の可能性が消滅。雪辱は出来なかった。【佐藤究】