西武が終盤の絶好機を逃し続け、ロッテにサヨナラ負けを喫した。この時点で逆転CSの可能性が完全消滅した。
中盤までは理想的な攻撃だった。2回、ロッテ先発西野に対して、西川愛也外野手(24)と岸潤一郎外野手(27)の適時打を含む4安打を浴びせ一気に3点を先制。先発平良が3回に同点に追いつかれるも、4回にも相手失策から好機をつくり、西川の犠飛で勝ち越した。
4回に同点に追いつかれ、5回以降両チーム無得点で迎えた8回だった。3番手ペルドモに対し、鈴木、外崎の連打で無死一、二塁の好機を演出。打席の西川は送りバントの構え、初球をファウルとし、カウント1-1の3球目、バスターに切り替え空振り。1-2から再び送りバントに切り替え、またしてもファウル。スリーバント失敗となった。その後1死満塁となり、岸が初球を果敢にスイングするも、遊ゴロ併殺で勝ち越せなかった。
9回も大チャンスを逃した。4番手益田からこの回先頭の源田が左前打で出塁すると、暴投と2つの四死球で8回に続いて1死満塁となった。鈴木将平外野手(25)の打席で2ボールとなり、ロッテは打者途中で坂本を投入、3ボールとなるも、そこから空振り三振、外崎修汰内野手(30)も空振り三振に倒れた。
試合は延長戦に入り、10回1死二塁からリリーフした6番手佐藤隼輔投手(23)が1死一、二塁から石川慎にサヨナラ適時打を浴び勝負あり。この瞬間、わずかに残っていた逆転CSの可能性がついえた。
松井監督は「よくあれだけチャンスを作ったと思うし、あそこでなかなか主導権を握れないということでああいう流れになってくる」と絞り出した。残る3試合に向け「ファンの皆さまに応援して頂ける以上、しっかり最後まで戦っていけるように」と前を向いた。



