中日の21歳岡林勇希外野手が史上最年少でフルイニング出場を達成した。

「1番中堅」で試合を完走し、自身初の143試合を完走。「そこをクリアしない限りは、周りからも認められない」と話していた目標を達成した。打席では4打数無安打に倒れて、DeNA牧、阪神中野に1安打及ばない通算163安打でシーズン終了。2年連続となる最多安打のタイトル獲得はならなかった。

▼21歳の岡林が全イニング出場。21歳以下のシーズンに全イニング出場は、1リーグ時代に7人(8度)が記録しているが、2リーグ制後では54年森下(南海)88年田中幸雄(日本ハム)に次ぎ35年ぶり3人目。セ・リーグでは58年長嶋、62年王、96年松井、10年坂本(いずれも巨人)の4人が22歳シーズンに記録していたが、21歳はセ・リーグ最年少での達成となった。なお、今季全イニング出場を続けているのは他に中野(阪神)だけ。

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